7-7

Platschute

here comes moene! I try to keep my diary

1−24 水

今日の月はもうすぐ丸くなろうとしている、ほぼ満月。 

一月の満月はsnow moonとも言うんだよ、と教えてもらった。

 

 

今日はカレーライスを作ったけれど、リンゴを刻んで入れたら、量が多かったみたいで、甘すぎるカレーになってしまった。これはまずい。

 

これはまずい。本当に久しぶりにそう感じた。

コンビニで買うおにぎりも、カップラーメンも、焼くだけのお餅やトーストも、お茶も、どれも、間違ってしまったと感じるほど不味くなることなんてあり得ない。でも、このカレーは悲しいほど、まずい。生ぬるい味がする。もう食べたくない。

 

今日は、感情に飲み込まれる前に月を見たことで、心が地面に落ちるのを救うことができた。

それから部屋に着くまで、たまに立ち止まった。静かに揺れている。気配や影に気持ちを寄せていく。冬は寒くって立ち止まることができない。

 

のんびりとすることが大切だ。

考えられるようになったら考えればいい。

そう思っても、刻一刻、自分自身が頼りなくなってしまうのだ。

 

 

昨年の夏を思い出した。Lと一緒にプールサイドで話した時の、彼女の瞳。

彼女が貸してくれた、Rilkeの"Lettes for the Young Poet"をもう一度読み返す時が来たと思う。

 

今日が、ただのいつもと変わらない1日だったのか、何かがすっかり変わってしまった日だったのか、私にはわからない。

毎日がきっとそうなのだ。気付かないうちに下す選択が、物事を少しづつ変えていく。

何を見て、何を感じて、どう呼吸をして生きている?

 

私のことを、あなたのことを、いつだって元気でいてほしいなって思っている人がいるんだよって、Fと電話で交わした会話を今思い出した。すっかり忘れていた。忘れないで。

 

 

私の描いたお気に入りの絵 名前はまだ決めていない

 

today's song

 

dear 眠れない夜へ 眠れるようにしてください